2019年01月12日

自らの道を歩むこと

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします

この年末年始は、十数年振りに名古屋の実家へ家族揃って帰省してきました。

友紀野の闘病以来、母がこちら横浜へ年末年始やお盆休みにきておりましたが、
昨年12月に、実家がある県営住宅の建て替えに伴って、母が引っ越しをしましたので、
新家を見に行くと共に、普段不義理をしている親戚への挨拶回りをして参りました。

初詣には熱田神宮へ参り、災いや古いしがらみを断ち切って新しいご縁を頂けるよう、
お祈りをし、「仕事守り」を頂いて参りました。
(熱田さんは、三種の神器のひとつ「草薙ぎの剣」が御神体なのです)

名古屋へ帰省する前に、昨年春から大学に入り寮生活を始めた次女が横浜に帰ってきてくれました。
久しぶりに会ったのですが、夕食の席に座るなり、ポロポロと涙を流します。
聴けば、少し大学での人間関係に疲れていたり、この先の専攻を選ぶことに悩んでいる様子。

本当はその場で抱きしめてやりたい気持ちでしたが、食卓を挟んで話しを聴いてやることが精一杯。
ストレス発散に食パンを一斤むしゃむしゃ食べてるなどと言う次女に、そんなに焦るなよ、
食事はキチンととりなさいよ、と応えながら、出来るだけいつも通りを心掛けておりました。

自ら学びたい究めたいと希望した進路ではあるものの、初めての一人暮らし、新しい人間関係、
漠然とした将来への不安など、複雑に絡んでいるのでしょう。
それに加えて、ゆきの母には話しているようなのですが、夏の頃に告白されて1か月程付き合って
別れたらしく、その別れた彼氏が、すぐ別の彼女を見つけてお付き合い始めているとか。
皆同じ1年生なので、講義で合ったときの挨拶がストレスだとか、云々。

しばらく実家を離れひとり悩んでいたことが、食卓に座った途端にわっと溢れ出て涙になったのでしょう。
心身に不調を来さないよう気をつけつつ、大いに悩んで成長して欲しいなと思います。
皆誰しも悩んで大きくなったのですからね。

「お母さんの手料理が食べたい」としおらしいことを言い、沢山食べておりました。
名古屋では従妹やばあちゃんに会って、横浜戻ってからは、高校時代のバトン部の仲間と集まり、
少しは落ち着いたように見えました。

再び大学の寮へ戻る日、駅まで車で送ったのですが、帰宅してよかったよと嬉しいことを言いつつ、
生活レベルが高すぎて将来こんなに稼げるのか不安とかなんとか申しておりました。
稼ごうという意識は大切ですが、それは手段であって目的ではないはず。
目指している学問を究めて、是非、世の中の困り事解決の一助となれるよう頑張っておくれ。

そして、一年浪人していた長男も、無事にこの4月から希望の大学院に進学できることになりました。
それぞれが自らの道を歩み始めております。頑張ってもらいたい。
私も職場で今年から新しいプロジェクトを立ち上げようとしています。
子供達に負けないよう頑張らねばと気を引き締める次第です。

どうか皆様にとって本年も良き一年となりますように!

投稿者 ゆきの父 : 16:50 | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年05月06日

季節外れの大掃除

皆さま連休は如何お過ごしされたでしょうか。
前半と後半の間で雨風強い日がありましたね。前後は比較的落ち着いた天候でした。

4月から新しい部署の仕事に変わり、仕事内容を覚えたり、プロジェクトのメンバーや
お客さんのお名前と担当内容を覚えたり、他にもいくつか委員会の役目も頂いたため、
年度の計画を立てたり委員の方々に動いて頂いたりと、何かと新しい取り組みに走り回ったひと月でした。

この大型連休は幸いにもお休みを頂けました。途中、携わっているプロジェクトで
維持保守しているシステムで少し難しい事象があって、電話やメールで対応がありましたが、
その他はゆきの母と楽しみにしていた美術館へ出かけたり、ゆきの母の誕生日に夕食に出かけたり、
お陰さまで比較的ゆっくり過ごすことができました。

後半、お天気もよく風通しもよかったので、自室を思い切って大掃除しました。
いつも年末の大掃除では家中のことで手一杯で、自室は窓ふきくらいで誤魔化していて、
前々から、やらなきゃーと心の片隅に引っかかっておりました。

いざやり始めると、いやー大変でした。未練がましく置いてあった小物やパソコン周りの部品、
学生時代の思い出の書籍や、仕事や趣味で勉強した書籍が山のように。今回、衣料品には手を
着けなかったのですが、それでも何袋もゴミ袋が一杯に。
特に書籍は大型の紙袋3つ分。多分、80冊くらい。
もう情報が古いものや、一度読んで充分なものは思い切って処分することにしました。
今度古本を引き取っていただけるお店に持っていこうと思っています。

昔の写真や手紙、子供達が父の日にくれた作品などは、見始めると全く進まないので、
今回は手を付けず、箱を開けて、そっと閉めて、埃を払っておしまい。(^^ゞ

その他は配置替えもして、ずいぶんと部屋がスッキリとしました。
今、すっかり片付いた机でパソコンに向かっております。気持ちいいなー。

明日からまたお仕事です。新しい部署も2か月目ですから、ボチボチ自分色も出して行かねば。
週明け天候が荒れそうですが、また新しい気持ちで取り組みたいと思います。

投稿者 ゆきの父 : 21:43 | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年04月08日

綿毛が嬉しい

今年の桜は早く咲いて、暖かい日が続いてあっという間に満開でした。
季節の移り変わりは早いもので、ソメイヨシノが散って、八重桜が満開です。

丁度一年前は、広島に単身赴任したところで、新しい生活の立ち上げに追われていた頃でした。

そして今年は、次女が大学進学です。先月も少し触れましたが、横浜からは遠方のため学生寮に入ることになり、
先週まで荷造りやら、生活家電を買ったり、バタバタと引っ越していきました。
その際、私が広島で使っていた生活雑貨をいくつかお古を持っていきました。娘の方がちゃっかりしていて、生活力があるように感じた次第です。

そして私もこの4月の人事異動で新たなポジションで別の部署のプロジェクトに携わることになりました。
通勤時間も長くなり片道1時間40分ほど。新しい仕事と新しい環境に慣れるまで、少し緊張が続きますが、新たな気持ちで頑張らねば。

今日、ふと庭先に出てみたところ、タンポポが咲いておりました。そして綺麗な綿毛も。
以前ここでもご紹介した事のある詩を思い出しました。

思ひ出すとは 忘るるか
思ひ出さずや 忘れねば(歌謡集『閑吟集』より)

思い出したということは、つまり忘れていたのね、という恋する女性の恨み言を詠った詩です。
サクラに気を取られていたら、タンポポもしっかり咲いておりました。
我が家の庭に咲くタンポポは、かつて友紀野が「ふ~」と飛ばした綿毛の子ども達です。

新年度、家族それぞれ新しいことにチャレンジです。
タンポポを見つめて、忘れてなんかいませんよ、見守ってねと、思わず写真に撮り、そして手を合わせました。

投稿者 ゆきの父 : 20:11 | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年03月11日

準備期間

3月に入って春の嵐がありました。
丁度その3/2の強風のとき、仙台に出張があったのですが、新幹線が遅れてミーティングに
少し遅れてしまいました。少し早めに出てはいたものの、自然現象にはかなわないものですね。
先週も真冬のような寒い日がありましたが、来週くらいからはようやく春めいた気候になってくるようです。

私事で恐縮ですが、この春から次女は大学進学が決まり学生寮に入ります。
新生活の準備で雑貨や銀行口座、身の回りの家電など、ぼちぼちと支度を整えています。
当人は希望の学科で学べることにワクワクして堪らないようです。

長男は、大学院に向けてもう一年頑張るそうで、取り組んでいるテーマの文献や論文を改めて渉猟し始めています。
春休み中はバイトで少しでも学費を稼ぐとのこと。自分の進む道を自ら切り拓いていってもらいたいものです。

そして私は4月から新たな部署での仕事に変わります。
先日辞令が出たのですが、これまでとは違う更に責任の重い仕事で、少々戸惑っているというのが正直なところ。
少しずつ今の仕事の引き継ぎ、異動先の部署の仕事のレクチャーを受け始めているところです。

この季節になると、桜の咲くのが待ち遠しいというのが例年の心持でしたが、今年は家族それぞれの節目が重なり、お祭りの前日のワクワク感と、お祭りの最終日の淋しさや焦燥感が、同時にやって来ていて何だか落ち着きません。

この3月は新年度の準備期間であると共に、何か人生の変わり目の準備期間でもあるように思えます。

投稿者 ゆきの父 : 16:17 | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年02月18日

熱戦に元気をもらっています

冬のオリンピックで熱戦が続いています。

男子フィギュアの羽生選手の復活と金メダル、本当にすごい事だと思います。
負傷した右足に心配はないと試合前答えていましたが、実はまだ痛みが少しあるのだとか。
アスリートは「心技体」を鍛えているとはいえ、リハビリをしつつオリンピックの本番に心も技も体もピークを持ってくるのは、私たちには想像にも及ばない努力や苦労があるのでしょう。

カーリングもじっくり見ていると、氷上のチェスと言われる所以が分かります。
一見簡単そうに見えますが、実は筋力も相当要るのだそう。
トップレベルの選手は、どの競技でもいとも簡単そうにやって見せるところがトップたる所以でしょう。

将棋の藤井五段も先日の公式戦で優勝して新六段に昇段されました。
羽生さんとの準決勝が注目されていましたが、落ち着いていましたね。その後の決勝戦も。
将棋は負けた方が自ら投了宣言をするのですから、棋士は皆さんその悔しさが分かっている。
だから勝った時も、落ち着いて真摯に対応して、感想戦も次への糧となるよう議論をする。
藤井新六段の佇まいを見ていると、そういうことが全身に身に付いていて感心させられます。

次世代を担っていく若い人たちが元気に活躍している姿は、本当に元気をもらえます。

実は2月の頭にインフルエンザB型に罹ってしまいました。子供の頃以来なので、40年ぶりくらい。
あまりに久しく罹ってなかったので、自分は罹らない体質かという思い込みが油断を招いたと反省。
仕事を一週間も休んで迷惑を掛けました。予防接種の大切さを改めて学んだ次第です。

春が恋しい季節です。心身ともに健康で過ごせるよう、頂いた元気を糧に頑張りましょう。

投稿者 ゆきの父 : 18:23 | コメント (0) | トラックバック (0)