この年末年始は、十数年振りに名古屋の実家へ家族揃って帰省してきました。
友紀野の闘病以来、母がこちら横浜へ年末年始やお盆休みにきておりましたが、
昨年12月に、実家がある県営住宅の建て替えに伴って、母が引っ越しをしましたので、
新家を見に行くと共に、普段不義理をしている親戚への挨拶回りをして参りました。
初詣には熱田神宮へ参り、災いや古いしがらみを断ち切って新しいご縁を頂けるよう、
お祈りをし、「仕事守り」を頂いて参りました。
(熱田さんは、三種の神器のひとつ「草薙ぎの剣」が御神体なのです)
名古屋へ帰省する前に、昨年春から大学に入り寮生活を始めた次女が横浜に帰ってきてくれました。
久しぶりに会ったのですが、夕食の席に座るなり、ポロポロと涙を流します。
聴けば、少し大学での人間関係に疲れていたり、この先の専攻を選ぶことに悩んでいる様子。
本当はその場で抱きしめてやりたい気持ちでしたが、食卓を挟んで話しを聴いてやることが精一杯。
ストレス発散に食パンを一斤むしゃむしゃ食べてるなどと言う次女に、そんなに焦るなよ、
食事はキチンととりなさいよ、と応えながら、出来るだけいつも通りを心掛けておりました。
自ら学びたい究めたいと希望した進路ではあるものの、初めての一人暮らし、新しい人間関係、
漠然とした将来への不安など、複雑に絡んでいるのでしょう。
それに加えて、ゆきの母には話しているようなのですが、夏の頃に告白されて1か月程付き合って
別れたらしく、その別れた彼氏が、すぐ別の彼女を見つけてお付き合い始めているとか。
皆同じ1年生なので、講義で合ったときの挨拶がストレスだとか、云々。
しばらく実家を離れひとり悩んでいたことが、食卓に座った途端にわっと溢れ出て涙になったのでしょう。
心身に不調を来さないよう気をつけつつ、大いに悩んで成長して欲しいなと思います。
皆誰しも悩んで大きくなったのですからね。
「お母さんの手料理が食べたい」としおらしいことを言い、沢山食べておりました。
名古屋では従妹やばあちゃんに会って、横浜戻ってからは、高校時代のバトン部の仲間と集まり、
少しは落ち着いたように見えました。
再び大学の寮へ戻る日、駅まで車で送ったのですが、帰宅してよかったよと嬉しいことを言いつつ、
生活レベルが高すぎて将来こんなに稼げるのか不安とかなんとか申しておりました。
稼ごうという意識は大切ですが、それは手段であって目的ではないはず。
目指している学問を究めて、是非、世の中の困り事解決の一助となれるよう頑張っておくれ。
そして、一年浪人していた長男も、無事にこの4月から希望の大学院に進学できることになりました。
それぞれが自らの道を歩み始めております。頑張ってもらいたい。
私も職場で今年から新しいプロジェクトを立ち上げようとしています。
子供達に負けないよう頑張らねばと気を引き締める次第です。
どうか皆様にとって本年も良き一年となりますように!
4月から新しい部署の仕事に変わり、仕事内容を覚えたり、プロジェクトのメンバーや
お客さんのお名前と担当内容を覚えたり、他にもいくつか委員会の役目も頂いたため、
年度の計画を立てたり委員の方々に動いて頂いたりと、何かと新しい取り組みに走り回ったひと月でした。
この大型連休は幸いにもお休みを頂けました。途中、携わっているプロジェクトで
維持保守しているシステムで少し難しい事象があって、電話やメールで対応がありましたが、
その他はゆきの母と楽しみにしていた美術館へ出かけたり、ゆきの母の誕生日に夕食に出かけたり、
お陰さまで比較的ゆっくり過ごすことができました。
後半、お天気もよく風通しもよかったので、自室を思い切って大掃除しました。
いつも年末の大掃除では家中のことで手一杯で、自室は窓ふきくらいで誤魔化していて、
前々から、やらなきゃーと心の片隅に引っかかっておりました。
いざやり始めると、いやー大変でした。未練がましく置いてあった小物やパソコン周りの部品、
学生時代の思い出の書籍や、仕事や趣味で勉強した書籍が山のように。今回、衣料品には手を
着けなかったのですが、それでも何袋もゴミ袋が一杯に。
特に書籍は大型の紙袋3つ分。多分、80冊くらい。
もう情報が古いものや、一度読んで充分なものは思い切って処分することにしました。
今度古本を引き取っていただけるお店に持っていこうと思っています。
昔の写真や手紙、子供達が父の日にくれた作品などは、見始めると全く進まないので、
今回は手を付けず、箱を開けて、そっと閉めて、埃を払っておしまい。(^^ゞ
その他は配置替えもして、ずいぶんと部屋がスッキリとしました。
今、すっかり片付いた机でパソコンに向かっております。気持ちいいなー。
明日からまたお仕事です。新しい部署も2か月目ですから、ボチボチ自分色も出して行かねば。
週明け天候が荒れそうですが、また新しい気持ちで取り組みたいと思います。
丁度一年前は、広島に単身赴任したところで、新しい生活の立ち上げに追われていた頃でした。
そして今年は、次女が大学進学です。先月も少し触れましたが、横浜からは遠方のため学生寮に入ることになり、
先週まで荷造りやら、生活家電を買ったり、バタバタと引っ越していきました。
その際、私が広島で使っていた生活雑貨をいくつかお古を持っていきました。娘の方がちゃっかりしていて、生活力があるように感じた次第です。
そして私もこの4月の人事異動で新たなポジションで別の部署のプロジェクトに携わることになりました。
通勤時間も長くなり片道1時間40分ほど。新しい仕事と新しい環境に慣れるまで、少し緊張が続きますが、新たな気持ちで頑張らねば。
今日、ふと庭先に出てみたところ、タンポポが咲いておりました。そして綺麗な綿毛も。
以前ここでもご紹介した事のある詩を思い出しました。
思ひ出すとは 忘るるか
思ひ出さずや 忘れねば(歌謡集『閑吟集』より)
思い出したということは、つまり忘れていたのね、という恋する女性の恨み言を詠った詩です。
サクラに気を取られていたら、タンポポもしっかり咲いておりました。
我が家の庭に咲くタンポポは、かつて友紀野が「ふ~」と飛ばした綿毛の子ども達です。
新年度、家族それぞれ新しいことにチャレンジです。
タンポポを見つめて、忘れてなんかいませんよ、見守ってねと、思わず写真に撮り、そして手を合わせました。
私事で恐縮ですが、この春から次女は大学進学が決まり学生寮に入ります。
新生活の準備で雑貨や銀行口座、身の回りの家電など、ぼちぼちと支度を整えています。
当人は希望の学科で学べることにワクワクして堪らないようです。
長男は、大学院に向けてもう一年頑張るそうで、取り組んでいるテーマの文献や論文を改めて渉猟し始めています。
春休み中はバイトで少しでも学費を稼ぐとのこと。自分の進む道を自ら切り拓いていってもらいたいものです。
そして私は4月から新たな部署での仕事に変わります。
先日辞令が出たのですが、これまでとは違う更に責任の重い仕事で、少々戸惑っているというのが正直なところ。
少しずつ今の仕事の引き継ぎ、異動先の部署の仕事のレクチャーを受け始めているところです。
この季節になると、桜の咲くのが待ち遠しいというのが例年の心持でしたが、今年は家族それぞれの節目が重なり、お祭りの前日のワクワク感と、お祭りの最終日の淋しさや焦燥感が、同時にやって来ていて何だか落ち着きません。
この3月は新年度の準備期間であると共に、何か人生の変わり目の準備期間でもあるように思えます。
]]>男子フィギュアの羽生選手の復活と金メダル、本当にすごい事だと思います。
負傷した右足に心配はないと試合前答えていましたが、実はまだ痛みが少しあるのだとか。
アスリートは「心技体」を鍛えているとはいえ、リハビリをしつつオリンピックの本番に心も技も体もピークを持ってくるのは、私たちには想像にも及ばない努力や苦労があるのでしょう。
カーリングもじっくり見ていると、氷上のチェスと言われる所以が分かります。
一見簡単そうに見えますが、実は筋力も相当要るのだそう。
トップレベルの選手は、どの競技でもいとも簡単そうにやって見せるところがトップたる所以でしょう。
将棋の藤井五段も先日の公式戦で優勝して新六段に昇段されました。
羽生さんとの準決勝が注目されていましたが、落ち着いていましたね。その後の決勝戦も。
将棋は負けた方が自ら投了宣言をするのですから、棋士は皆さんその悔しさが分かっている。
だから勝った時も、落ち着いて真摯に対応して、感想戦も次への糧となるよう議論をする。
藤井新六段の佇まいを見ていると、そういうことが全身に身に付いていて感心させられます。
次世代を担っていく若い人たちが元気に活躍している姿は、本当に元気をもらえます。
実は2月の頭にインフルエンザB型に罹ってしまいました。子供の頃以来なので、40年ぶりくらい。
あまりに久しく罹ってなかったので、自分は罹らない体質かという思い込みが油断を招いたと反省。
仕事を一週間も休んで迷惑を掛けました。予防接種の大切さを改めて学んだ次第です。
春が恋しい季節です。心身ともに健康で過ごせるよう、頂いた元気を糧に頑張りましょう。
]]>こちら横浜は、今日3日は風がつよいものの、三が日共に良い天候に恵まれています。
昨日2日は鎌倉へ参拝に行って参りました。
鎌倉へ初詣と言えば「鶴岡八幡宮」が有名なのですが、たくさん並んでいる参拝の方々の後ろの方から鳥居の前で拝礼をするにとどめて、今回は、もう少し足を延ばし「荏柄天神社」へ。
その理由は、荏柄天神社が日本三天神のひとつで、学問や芸事の神様ということを伺ったからです。
今月、大学院の受験を控えている長男と、この春から大学へ進学する次女の学業守りをお祈りして参りました。
新たな道へ歩み出そうとしてる子供たちに導きを与えてくださればと祈るばかりです。
その後「元八幡」に参拝し、この一年お世話になった仕事守りの古いお守りをお納めして、新たな仕事守りを頂いて参りました。
そして、私が体調崩した時にお参りし、今回復しているお礼とこれからも守って頂けるよう、「辻の薬師」を参拝して参りました。
元日に近所の氏神様、熊野神社へお参りしおみくじを引いたところ、慌てずじっくり腰を据えていけば道は開ける、というようなお言葉を頂戴しました。今担当している複数の仕事のことを思うと、本当にその通りだと思いを新たにした次第です。
明日1/4から仕事始めです。落ち着いて頑張りたいと思います。
どうか皆様にとって本年も良き一年となりますように!
]]>あぁそうかー、自分もドナーになれる期限が近付いているなと気付き、ちょっぴり残念な気持ちです。
あと3年弱が残された機会となりました。
以前、1度だけドナー候補に選ばれたことがあるのですが、その時の私の血液検査が基準を満たさなくてお流れ。
また機会があれば是非と思っています。
同じTVCMを見ていた次女が、「18歳以上ならいいんだ。私登録したい」と。
どこで登録できるかと問うので、献血センターでも出来るよ、と教えました。
次女は今、生物学の道に進学したいと受験勉強中です。
きっかけは『もやしもん』という漫画で麹菌や微生物の世界に興味を持ったようです。
その次女は、「死んだら献体したい」と言います。
次女は、小中高とバトントワリングに一生懸命で、髪型を作るために腰まで届く程、髪を伸ばしておりましたが、高3で引退した時、「ヘアードネーションする」と言って、自分でドネーション対応してくれる美容室を探して予約。バッサリと切ってきました。
「抗がん剤とかで髪の毛なくなった人にカツラに使ってもらえるんだよ」と。
なぜ次女がこう考えるようになったのか、はっきりは聞いていませんが、お姉ちゃん(友紀野)のことがあったからかなぁと、親の勝手な想像です。
その親としては、今年も友紀野の誕生日(12/6)プレゼントとして、「がんの子どもを守る会」と「骨髄バンク」に寄付をさせて頂きました。
家族それぞれの思い、表し方で、友紀野が遺してくれたことが繋がっていければいいなと願わずにはおれません。
]]>丁度、この文章を書いている今日11/5の夜、『NHKスペシャル シリーズ人体』の第二集が放送されます。このシリーズは、9月末から始まりました。毎回、家族全員楽しみにしています。
28年前に『驚異の小宇宙 人体』というシリーズが放送され、夢中で見たことを覚えています。
特に「第6回 生命を守る・ミクロの戦士たち」という回が興味深く、マクロファージやT細胞、B細胞の特徴がコンピュータグラフィック(CG)で分かり易く描かれ、久石譲さんの音楽と相まって強く印象に残っています。そしてこの回は骨髄移植のお話しだったのです。
友紀野がJMMLと診断された時、免疫細胞や骨髄、造血細胞、移植の説明が、あの時の番組のCGイメージに助けられて理解しやすかったものでした。(ゆきの母も同じだったようです)
この30年近い年月における医学や研究の進歩は目覚ましいものがあるとのこと。
今回の『シリーズ人体』で新たな学びが得られることを楽しみにしています。
番組の出演はタモリさんと、山中伸弥教授です。司会は久保田祐佳さん。
お三方のインタビュー記事を読んで、特に山中教授の仰っておられる「28年前の番組を見て医者や研究者を志した仲間がたくさんいる」というお話しが、このシリーズの中身の濃さ、そして、使命感を刺激する内容であることを物語っていると思います。
インタビュー記事はこちら;
○タモリが山中伸弥と最新医学を紹介『NHKスペシャル シリーズ人体』9・30放送
http://www.tvlife.jp/entame/141783
日々の暮らしに追われていると、あっという間に月日が流れてしまいます。
暦が移り変わり、11月に入り、来月はもう師走がやってきます。今年も1年の早いこと早いこと。
時々、こういう番組や書籍に出会うと、臨床や研究の地道な積み重ねがあってのことと頭が下がります。
自分も置かれた分野で頑張らねばと刺激を受ける次第です。
ゆきの母は習い事の先生の発表会に出かけ、長男はバイト疲れか部屋でノンビリ。次女は今日も受験勉強に勤しんでおります。
私は普段できずに溜まっている諸々を少しずつこなしつつ、書評欄を参考に本の物色をしています。
昼飯の後、次女から「体育の日って何で休みなの?」と素朴な疑問。
東京オリンピックの開会式のあった日を記念してのお休み。国民皆で体力や健康に感謝して更に励みましょうってことじゃないかな、運動会やったりね、と話しました。
確かに「休みじゃなくていいんじゃない?」という次女の指摘は一理あるように思いつつも、我々日本人は、皆が一斉に休みを取らないとお休み取りにくいからねぇ、と会話しました。
仕事をしているとお客さんと休みが合わないと、こちらだけお休みを頂くというのも中々難しいことがあるので、いっそ祝日になっていた方が楽なことは確かかなと思います。
その次女も18歳ですので、今回の総選挙は投票することになります。
一昨日、家族4人分の案内が届きました。
立候補している方々の考えや目指しておられることを見極めること、私自身もそうですが、次女の「素朴な疑問」に答えられるよう、しっかり勉強して投票に臨みたいですね。
こういう時、「家族4人分」というのが、ちょっぴりだけ淋しくも思います。
本当は5人なんだよなぁと。
成人式の振袖の案内が、未だに友紀野宛てにも届くのが、嬉しかったりします。
このところ、次女宛てにも届くようになってきたので、月日が経つことを感じますね。
今朝の新聞一面は、桐生選手の100m走9.98秒、の記事でした。
高校生の時、10.01を出して以来、ずっと期待されてきた10秒の壁を遂に乗り越えました。
とても素晴らしい。私たちには分からない、努力の積み重ねがあったことでしょう。
このレース前、脚の痛みがあったそうです。
むしろそれで開き直って力が抜けたことで後半の伸びに繋がったと分析しているとのこと。
やはり自然体、平常心があってこそ、積み重ねてきた力が発揮できるのでしょうね。
先週、将棋の藤井四段がNHK杯で森内九段に勝ちました。
生放送を拝見していたのですが、終始、藤井四段が攻めて、終盤はあっという間の寄せ。
解説の方々も若者らしい新しい世代の勢いを感じると語っておられました。
勝負の後の感想戦で、局面局面での選択肢をお互いに検討しあう場面において、藤井四段は、謙虚で直向きな態度で受け答えしてました。
不断の努力の積み重ねがあってこそなのだろうなと、やはり改めて感じる次第です。
今は広島に単身赴任しておりますが、プロジェクトがひと段落して、この秋には横浜に戻り、次のプロジェクトに参画する予定です。
また通勤電車に揺られて1時間以上の生活となるものの、読書時間の確保ができそうです。
改めて新しい仕事のことなど勉強を積み重ねたいと思います。
季節の変わり目、体調管理に気をつけて過ごせればと思います。
]]>世界陸上で4×100mリレーで、日本チームは銅メダル!素晴らしいですね。
引退ラストランのボルト選手は、足の故障で途中棄権。さぞ悔しいことでしょう。
今月初めころに、輸血用の血小板を量産する製法が確立されたという記事が発表されました。
「iPS細胞から輸血用血小板を量産する製法を確立」
http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2017/08/20170810_01.html
山中伸弥教授がiPS細胞でノーベル賞を受賞されてからも、iPS細胞の研究は着実に進展しているのですね。
友紀野が闘病している時、血小板の輸血は本当にお世話になりました。
状態が悪い時には、3日に1回の頻度で輸血して頂いていたほどです。
友紀野の場合、サイトメガロ陰性で、AB型の方から献血頂いた血小板でないといけないとのことで、主治医の先生から赤十字に特にお願いして、確保頂いておりました。
献血頂いた方々には、本当に頭の下がる思いです。
発表記事を拝見すると、iPS細胞から血小板を作り出す技術は数年前に確立されていたそうです。
その基礎技術から出発して、量産する技術、品質を保つ技術、精製保存する技術、分析試験する技術など、それぞれを得意とする企業が集まってコンソーシアムを作り、2020年には製造販売承認を目指すとのこと。
まるで、リレーのバトンを受け渡していくようですね。それぞれ一つ一つの技術が、どれ一つが欠けても成り立たない。
iPS細胞から出発して、血小板製剤となって、臨床現場で使われ、患者さんが助かる。
本当に素晴らしいリレーだと思います。
お仏壇に手を合わせながら、iPS細胞のこと友紀野に知らせながら、どうかこれまで積み上げてきた技術を磨き上げ、拙速になることなく安全な血小板製剤となるよう、願い期待するところをお祈りしています。
まだしばらくは、猛暑が続きそうです。
夏バテしないよう、快食快眠で体調整える夏休みにしたいと思います。
自宅で過ごしながら、病棟で闘っている子供たち、外泊でお家で過ごせている子供たち、退院してそれぞれの生活を送っている子供たち、お空の上から見守ってくれる子供たち、みんなどうしているかな、と思いを馳せております。
ここ数年、タンポポ広場に参加される方から、JMMLに関係する遺伝子異常の種類について
お話しを頂くことが多くなったと思っておりました。
改めてネットで情報を探してみたところ、下記の講演(録画)があり、見入ってしまいました。
○JMML(若年性骨髄単球性白血病)“JMMLの診断と最新の治療法”
http://www.cancerchannel.jp/post29996
長野県立こども病院の坂下一夫先生が、2016/8/6~8/7開催の「ジャパンキャンサーフォーラム2016」でご講演された時の録画です。
JMMLが非常に稀な病気であること、病態の特徴とその診断基準、最近の遺伝子解析の状況、治療法への期待などについて、コンパクトにまとめられていて分かり易い講演と思います。
21分くらいの長さですので、すぐ見て頂けると思います。お勧めです。
友紀野が闘病していた頃は、「何らかの遺伝子の突然変異が関係しているのではないか」という程度のお話しであったのですが、今や具体的な遺伝子の異常と病気との関連メカニズムが、少しずつ分かってきているんですね。
メカニズムが解明されれば、新たな治療アプローチや、根治療法・薬の開発に繋がると期待が高まります。
医学の進歩に驚くと共に、とても嬉しく思った次第です。
昨今、大量のデータ解析や、機械学習による特徴抽出の技術開発が進んで、医療分野にも応用が広がってきています。
検査画像から異常を見つけたり、検査データや症状から特徴を見出す試みも取り組みがなされているようです。
JMMLが稀な病気であるからこそ、こうした技術開発が進み応用され、少ない臨床データからでも確実な診断ができたり、根治できる薬や遺伝子療法が開発されることを願って止みません。
ITに関わる者の端くれとして、何か少しでもお役に立てないか、改めて思い巡らす次第です。
]]>現地では、職住接近しておりまして、宿舎から職場まで歩いて10分も掛からない距離です。
こちら関東で1時間半くらいバス・電車に揺られて通勤していたことに比べれば、とても楽になりました。
天気のいい日は、朝洗濯して干してから出勤するのも余裕です。
そんな良い面もあれば、ちょっと影響も出ています。
通勤時間の間、階段昇ったり、ずっと立っていたり、揺れに踏ん張っていたりで、意外と足腰の運動になっていたことに気付きました。
それが疲れにもなっているのですが、歩いて10分くらいでは、運動不足になりがちですね。
それから、終電の心配がないので、いくらでも夜遅くまで仕事ができちゃいます。
昨今の働き方改革が叫ばれる中、宿舎に帰っても一人だと思うと仕事してた方が、というのでは逆行していますね。
それともう一つ、圧倒的に読書時間が減ってしまいました。
通勤の往復時間は、読書時間に充てていたので、その確保をかなり意識して取らないと、本を読むタイミングが掴めなくなっています。
ビジネス書や技術の本で最新の勉強もしつつ、歴史や古典で先人の智慧を学ぶことも、エッセイや小説で心の機微に触れることも、本から得られることだと思っています。
生活のパターンを仕事一辺倒から、少し趣味(読書、音楽)を楽しむ時間も考えなくては。
もうすぐ梅雨の季節がやってきます。沖縄など一部では既に梅雨入りしていますね。
雨の日も楽しみながら過ごせるよう、心身ともに健康に努めたいですね。
先月触れましたが、4月から広島へ単身赴任しております。
ひと月が経って、何とか生活も回り始め、新しい職場の人の顔と名前が合ってきました。
とは言え、少々難しいプロジェクトですし、お客様も仕事メンバーも私は初めての人ばかり。
勝手が違う事も多く、緊張が続いています。
辛うじて連休はお休みを頂くことができましたので、横浜の自宅に一時帰宅しています。
広島の宿舎に個人パソコンがないので、こちらで溜まったメールを処理したり、家族の諸々のことに追われて、あっという間に過ぎた感じです。
当サイトをご覧頂いた方々やタンポポ広場の皆さまから時折メッセージやメールを頂くことがあるのですが、レスポンスが悪くなっていて申し訳ないことです。
ここはやはり奮発して、広島の宿舎にもパソコン買っちゃおうかなぁー、と、
画策しているところです。(^^ゞ
週明けから単身赴任生活に戻ります。ねじを巻き直して頑張らねば。
]]>東京は早々と桜の開花宣言が出て、その後、各地で桜の便りがありますね。
我が家の横の公園の桜は、毎年忘れずに見事に咲いてくれるのですが、今年はまだつぼみです。
大分膨らんでいるので、もう少し暖かくなれば、一気に咲いてくれることでしょう。楽しみです。
私事ですが、この4月から広島へ単身赴任することとなりました。
今まさにバタバタと荷造りやら、住む所の電気・ガス・水道の手配やら、寝具を注文したりと、大わらわで準備を進めています。
先月も少し触れましたが、銀婚式をお伊勢さん旅行で迎える事ができたばかり。
ここへきて急遽の単身赴任で、正直、少々戸惑いながら、久方ぶりの単身生活の生活力を試されそうです。
週明けからは移動してしまうので、我が家の横の公園の桜は見られないかな。
毎年咲いてくれる桜ですから、来年見られることを期待しながら、頑張って参ります。