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2004年11月24日

骨髄バンクのドナー登録

骨髄バンクの「ドナー登録時の家族同意」の条件を削除することが決まったようです。
実施時期は、これから調整のようですが、裾野を広げる策として正しいなと思いました。

ちなみに、12月には20万人登録を越えそうだとのこと。目標は30万人なので、まだ先は長いですが、地道な活動が実を結ぶと願っています。

以下は、バンクレポートからの抜粋です

投稿者 ゆきの父 : 01:28 | コメント (1) | トラックバック (0)

2004年11月22日

予防接種

先週末、会社の保健センターでインフルエンザの予防接種を受けました。アジア圏へ出張に行く人は、会社負担で予防接種が受けられるというので、課長命令でチーム全員が受けることになったのでした。これから先、時々、上海出張が入りそうなのでその準備です。これも、去年のSARSの影響ですね。

そういえば、先々週、上海に行ったときも、検疫所でサーモグラフィで検査されました。発熱してる人をチェックする仕掛けですね。

保健センターの非常勤の先生が接種をしてくださるのですが、針を刺すときには、「はい、チクッとしますよ~。」ワクチンを入れるときは、「はい、痛いですよ~。」と、まるで小さなこども相手のように説明しながら打ってくれました。注射嫌いな私としては、安心でしたけどね。(^^ゞ

一緒に受けに行った同僚に、「何だー、採血よりぜんぜん針細いじゃないですかー。先輩怖がりすぎですよ。」と攻められてしまいました。だって嫌いなもんjは嫌いなんだもん。

こんな注射針を毎日のように打たれてたことを思うと、友紀ちゃんはホントに我慢強かった。マルクだって、看護婦さんが感心するくらい、じっと耐えてたもんね。先生にもたくさん褒めてもらったし。それに比べてお父さんは、予防接種の1本くらいで、痛い痛いって言ってるようじゃ情けないよなぁ。(父)

投稿者 ゆきの父 : 00:43 | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年11月15日

上海

上海へ行ってきました。うわさには聞いていましたが、予想以上にエネルギッシュな街でした。上海の雰囲気を知るために、初日から仕事以外は自分たちで行動にチャレンジ。空港から上海市内までは、時速430Kmのリニアモーターカーと地下鉄を2路線乗り継いでホテルまで。食事もガイドブックを頼りに捜し歩きました。

上海の街中を歩いていると、いろいろと感じました。高層ビルが立ち並ぶかと思えば、一歩裏道に入ると、裸電球と2階建ての古い建物がたくさん残ってます。ガイドブックを見ながら歩いてる日本人は格好のカモのようで、言い寄ってくる売り子や物乞いがたくさん。交通マナーはひどいもので、完全に車優先。轢かれても文句は言えないような勢い。地下鉄の中でも、割り込みの勢いのすごいこと。大人しくしてると負けてしまいそうでした。

食事はどれも美味しくて、大満足でした。仕事相手の方に連れて行ってもらったお店で、上海の定番料理をご馳走になりました。今、丁度旬の上海蟹も頂きました。この上海蟹を食べ終わったときに、生姜湯が出てきて、これを飲んでくださいと言われました。蟹は体を冷やすので、温める生姜を摂るのだそうです。いわゆる医食同源ですね。

仕事相手と会話していると、「私は上海人だが、彼は北の人で、彼女たちは地方だ。」とか、「日本は、皆平等だから。」というような表現がたびたび出てきて、中国の広さを感じるのと、階級の区別のような意識もちらちら感じちゃいました。仕事のほうは、何とか進められそうで安心しましたが、これからも文化の違いを意識していかないとなと思ったのが収穫でした。

また時々出張に行くことになりそうなので、いろいろ体験したいと思います。(父)

投稿者 ゆきの父 : 00:53 | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年11月08日

立冬

立冬が過ぎました。暦の上では冬。といってもこのところ日中は穏やかな日が続いています。秋空って感じで気持ちがいいです。

お仏壇にみかんが供えてあります。お母さんが買ってきてくれたようです。友紀ちゃんが「みかんー、みかんー」って言ってたのを思い出します。あの頃、友紀ちゃんはみかんを自分でむいて、たくさん食べてました。すぐ足らなくなって、私もスーパーへ買いに走ったことがあります。外泊から帰って看護婦さんに様子を伝える時にその話をしたら、病室にくる看護婦さんたちがみなさん、「ゆきちゃん、みかんたくさん食べてるんだって?」と話しかけてくださいました。

移植の後、少しずつ食べられるようになってきて、お気に入りの“タカナシのプリン”や“ポカリスエット”も冷蔵庫に入れさせてもらってました。特にプリンは、タカナシのプリンじゃないと駄目で、プッチンプリンだと食べてくれないんです。でもタカナシのプリンは売ってるスーパーが少なくて、何軒もはしごして探したものです。これも、看護婦さんに「お父さん、やっぱりタカナシじゃないとだめなんですねぇ。」って言われたっけ。

こどもが食べてくれると嬉しいものです。例えそれが薬の副作用であっても。お仏壇のみかんを眺めていると、友紀ちゃんの声が聞こえてきます。

今週、水曜日から2泊3日で上海に出張に行くことになりました。海外出張は2度目ですが、前回アメリカ出張に行ったのが7年前って程度なんで、分からないことだらけ。今頃、ガイドブックと旅行カバンを買い込んで予習中です。ほとんどの人が下痢をするから薬を持って行けとか、外貨(元)は中国行ってからじゃないと交換できないとか、電源は220Vでプラグが三種類あるとか。うーむ、PC持ってってつながるんだろうか?モデムの規格は合うのなぁ。ちなみに、飛行機の時間が合わなくて、羽田から福岡経由で渡航することになってます。あー、めんどくさー。せめて、上海でウマいもの食う時間があったらいいんですけどねぇ。(父)

投稿者 ゆきの父 : 01:24 | コメント (0) | トラックバック (0)

2004年11月01日

手相

お風呂に入っているとき、夏ちゃんが「手に"て”って書いてあるから、てっていうのかな」と言ってました。自分の手のひらのスジを見てそう思ったようです。お兄ちゃんが「反対じゃない?この模様を”て”って読むことにしたんだよきっと。」と言ってます。

確かに手相を見ると「て」という字に見えますよね。二人とも「どうしてこんな模様ができたのか」と聞いてきましたけど、「どうして」と言われると考えちゃいます。「まぁ、曲げたときのしわだよねぇ」とか曖昧に答えてました。

“じっと手を見る”ってフレーズを思い出しながら、自分の生命線の短さやら、感情線の複雑さが改めて気になったりして。ゆきちゃんの手のひらが思い出せない。どんなだったかなぁ。ぷくぷくの感触は覚えてるんだけど。(父)

投稿者 ゆきの父 : 01:53 | コメント (0) | トラックバック (0)