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2005年08月20日

中華そば

下北沢で芝居を観てきました。お母さんが誕生プレゼントにチケットを取ってくれたのです。にゃはは。劇団健康の「トーキョーあたり」というお芝居。いやー、笑った笑った。2時間があっという間でした。うちの劇団の脚本書いてるやつが、劇団健康が好きだと言ってたのをお母さんが覚えてたようです。

「内輪受け」とか「品がない」とか言ってると観られません。自虐的ですらあるタブーを織り交ぜて、好きなことをやってる大人っていう世界をみせてくれます。芝居って何でもありだなぁと気づかせてくれます。ちょっと誰にでもオススメとは言えないけれど、自分もまた芝居作りたいなぁと思わせてくれるエネルギーを感じます。

作・演出のケラさんへのインタビュー記事が「劇団健康」13年ぶり復活に出ています。劇評が「トーキョーあたり」(劇団健康)毒に満ちた笑い健在や、劇団健康 VOL.15「トーキョーあたり」に出てます。

マチネ(昼の部)だったので、お昼を下北沢で食べようとネットをチェックして、中華そばの「一龍」へ。いやー、旨かった!何だか久しぶりに旨いラーメンを食べた気になりました。オススメです。今まで体験したことのない旨さ。しょうゆともとんこつとも違う独特のハーモニー。お店公認の応援サイト「下北沢一龍へ行こう」に詳しく出ています。今度は家族で行きたいと思います。

投稿者 ゆきの父 : 23:27 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年08月14日

味噌煮込みうどん

今日は帰省Uターン。朝、妹家族と喫茶店でモーニング。名古屋はモーニングの発祥と言われてます。350円のコーヒー一杯に、トーストとゆで卵が付くのです。お店によってはサラダも付いたり、一日中モーニングをやってたりします。どーなってんのと思えますが、もともとコーヒーに豆菓子が付いてくるのが当たり前の名古屋ですので、モーニングもエスカレートする一方なのです。

もう一つ名古屋の喫茶店で面白いのは、「コーヒーチケット」です。10杯分の値段で11杯分のチケットというのは普通に感じますが、ユニークなのは、チケットをお店に取り置きしておいてもらうという点。飲み屋のボトルキープのように、コーヒーチケットに名前を書いて、お店のレジ近くの壁のチケットフォルダーにキープしてもらうんです。どうしてこういうシステムが出来上がってきたのか、お客の心理とお店の思惑を考えると結構面白いかもしれませんね。

お昼ごはんに、「山本屋」の味噌煮込みうどんを食べました。夏に味噌煮込みは暑いなぁと思いながらも、これも名古屋名物ですんで、味わっておきたい一品なのです。

名古屋駅の地下街エスカに入っている山本屋に行ったのですが、昔と違って随分サービスが変ってました。うどんが出来る前に前菜っぽい口取りが出てきたり、こども達には頼みもしないのにジュースが出てきたり、食べ終わったあとに冷たいおしぼりが出てきたりなど。何かちょっと違和感を感じます。

それから、うどんの種類を選べるようになってて驚きました。ご存知の方もいると思いますが、山本屋の味噌煮込みうどんの麺は歯ごたえがあります。「ゴムのように硬い」と言う人もいるくらい。そこがいいのですが、店員さんが「麺は固いですがよろしいですか?やわらかい麺ございます」と聞くのです。なんか、それは違うだろー、と思ってしまいました。あと、「生卵がのりますが苦手ではございませんか?」とか、「コーチンのお肉はないものの方が食べやすいです」とか言うんです。おそらく、いろいろクレームがあって、その対処の結果だと思うんですが、それが食べたくて来てる者としては、やっぱり、それは違うだろー、と思ってしまいますねぇ。

とはいえ、久しぶりに山本屋の味噌煮込みうどんを堪能して、新幹線に乗りました。久しぶりに食べて旨かったっす。実は、「山本屋本店」という別のお店があって、そちらの方がもっと旨いのですが、車で移動しないと行けないので、またの機会にしたいと思ってます。

投稿者 ゆきの父 : 23:53 | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年08月13日

川遊び

帰省3日目は、妹の嫁ぎ先へご挨拶に行ってから、豊田の伯母の家へ。伯母に「あんた、ちょっと肥えすぎだがね、みっともない」と怒られながら、「おばちゃんも万博行ってこやー」と振ってみると、「わたしは、万博反対だで」と返された。耳が遠くなった伯母だが、元気そうでなにより。

伯母の家でお昼を頂いてから、近くの川へ遊びに行ってきました。こどもの頃の記憶で、確か川遊びができたよなぁと、妹に話していたので、記憶を頼りに妹家族と行ってみたのです。ちょっと迷いましたが、矢作川(だと思う)の平戸橋の近くにありました。小さな川原でしたが、バーベキューやってる人たちもいて、そこそこの賑わいでした。

こども達は水着に着替えて、川遊びです。ちょっと戸惑っていた夏ちゃんですが、お兄ちゃんやいとこたちに誘われて楽しんでおりました。近くに堰があって、魚道脇がちょうど滑り台のようになっていて、ほかのこども達が滑って(流されて?)遊んでます。お兄ちゃんと姪っ子が夢中になってやっておりました。おかげで、水着がボロボロ。

川は流れがあるのと、急に深くなるところがあるので、こども達から目を離さないよう気を遣います。水はそれ程冷たくなくて、こども達は流れもあって楽しかったようです。もっと上流の香嵐渓まで行けば、水もきれいで冷たい(と記憶している)のですが、小さなこども達が遊ぶには丁度いい川原だったかなと思います。

夕飯には、手羽先で有名な「風来坊」へ。実家を出て以来なので、20年振りくらいに味わいました。いやー、やっぱ旨い。ピリ辛が基本なのですが、夏ちゃん用に甘口も注文。普通の唐揚げも頼んで、鳥肉好きの夏ちゃんは大満足。お兄ちゃんも大人よりたくさんの手羽先を食べて、「もっと食べたいけど、お腹が一杯」と言っておりました。帰ってきてからも、「また食べたいねー」と気に入ったようです。よかったよかった。

投稿者 ゆきの父 : 23:52 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年08月12日

デ・ラ・ファンタジア

帰省2日目は、妹のこども達3人と我が家で、名古屋駅近くの万博サテライト会場「デ・ラ・ファンタジア」へ行ってきました。

こども達のお目当ては、ポケモンパーク。中身は小さな遊園地で乗り物があるだけなんですが、何しろすべてがポケモンのキャラクター仕立てになってますから、こども達は大喜び。前日から「あしたはポケパークだよね」とか、地下鉄に乗ってても「つぎはポケパーク?」とか、待ちきれない気持ちがあふれておりました。

ハッキリ言って、乗り物はチープです。これで600円とか800円とか取るんかいという感じ。でも、そこはポケモンですからね。しかも、乗った後は出口でポケパークオリジナルのポケモンカードがもらえます。こども達はこれも集めたがりますからねぇ。よく出来た商売です。

今年のポケモン映画の場面を再現したコーナーでは、映画の登場人物と同じマントと帽子をかぶってストーリ体験ができます。毎回20人くらいのこども達が順番に入って、係りのお兄さんやお姉さんに合わせて「ポケモン、ゲットだぜー!」と叫んだ後、その人物のポーズを決めたところで記念写真を撮ってくれて、体験コースを回るという仕掛け。これで900円なり。果たして、ポケモン人気はいつまで続くんでしょうねぇ。まさにオバケ企画です。

ポケパークの後は、併設されている手塚治虫テーマパーク「COSMO ZONE THEATER」を見てきました。ここには、ギネス認定の世界一たくさんの星を写せるプラネタリウムがあるということなので、私が是非見てみたかったのです。評判どおり、500万個の星空はすばらしい。天の川まで密度高く映し出されます。この技術を使った家庭用のプラネタリウムが近々発売されるようです。

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2005年08月11日

愛知万博

実家に帰省をかねて愛知万博に行ってきました。自然破壊の懸念などで反対運動や冷めた声が地元からは聞こえていたので、どうしても行きたいという感じではなかったのですが、大阪万博やつくば万博の体験談を読んで、こども達に万博を経験させておきたいと思ったのです。

いざ下調べを始めてみるとこれが大変。何しろ人気の企業パビリオンは4時間待ちとか、整理券取れないと見られないとか、炎天下で熱中症対策が必要とか、とにかく、事前の準備計画が大切とのこと。そこで、せっかくの万博なので、外国館を中心に見て回ることにしました。

特に参考になったのが、「るぽ!愛・地球博」と「万博を楽しもう」というサイトです。こういう口コミ情報はとても役立ちます。ネットワークのチカラですね。

朝、新幹線に乗り、10:30頃名古屋到着。早めのお昼ご飯で、「きしめん亭」できしめんを食べました。実は今回は名古屋グルメも楽しもうと思っていたのです。きしめんを食べると名古屋に帰ってきたなぁという感じがします。お兄ちゃんも夏ちゃんも気に入ってくれた様子でした。

その後、シャトルバスに乗って万博会場の東ゲートへ。まずは、冷凍マンモスを見て、後は、グローバルコモンと呼ばれる海外地域ごとにまとめられたエリアを順に見て回りました。特に、「南太平洋共同館」、「アフリカ共同館」、「北欧共同館」が興味深かったです。文化や歴史、風俗、食べ物の展示を見ていると、それぞれのお国の美意識の共通点や独自性を感じます。

お兄ちゃんは誕生日にしゃべる地球儀をプレゼントにもらって、国の名前と場所を大体覚えていたので、各国の展示を見るのはタイムリーだったようです。夏ちゃんは、各国のスタンプを集めるのが楽しかったようです。今回こども達に「万博旅行のしおり」という冊子を作って渡したので、それに押しておりました。ちゃんと友紀ちゃんの分も押してくれてました。「EXPO STAMPER」というサイトによれば455個のスタンプがあるそうです。こども達が集めたスタンプは47個。一日で回れた数としてはそこそこだと思ってましたが、まだ残り9倍近くあるのですね。ひえ~。

閉場ぎりぎりまで回ってから、リニモに乗って途中駅まで行き、妹に車で迎えにきてもらいました。そのまま実家へ送ってもらい、お兄ちゃんと夏ちゃんは、おばあちゃんに集めたスタンプを見せて一生懸命説明しておりました。お風呂に入って、ビールの旨いこと。歩き回って汗かいてくたびれましたが、心地よい疲れでした。

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2005年08月07日

ジンギスカン

あんまり暑いので、ビアガーデンでがーっと飲みたいなぁ、と思いつつグルメ情報を探していたら、横浜駅の近くにジンギスカンのお店「SHOHEI」が開店したと出てました。なかなかよさそうなので行ってみました。

札幌出張の時に食べた、「成吉思汗 だるま 支店」のジンギスカンがめちゃくちゃ美味しかったので、それに似たものを味わえるかもと期待して行ったのですが、人気らしくて混んでて1時間待ち。こども達もお腹空かしてるし、ちょっと待ちきれないので、今回は諦めました。とほほ。

別のメシにしようと、横浜駅へ引き返す道の途中で、お母さんが「あそこにジンギスカンの看板が」と見つけてくれました。行ってみると、8/3にオープンしたばかりのお店。まだネットにも出てません。メニューを見るとここもなかなかいい感じ。頭の中はジンギスカンのつもりだったので、入ってみました。

お兄ちゃんも夏ちゃんも、「ジンギスカン」というものが初めて。夏ちゃんが食べてくれるか少々不安でしたが、意外とパクパク食べてくれました。お兄ちゃんは「また食べに行こうよー」と気に入ったご様子。今回入ったお店は、私としては「中の上」といった感じ。「やっぱ、だるまがいいなぁ」とつい言ったら、お母さんに「じゃぁ、北海道へ連れてってよ」とツッコまれちゃいました。そうだよなぁ。

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2005年08月06日

夏休み行事

今日は、夕方から幼稚園の盆踊りと、小学校の星を観る会でした。お母さんは幼稚園のクラス役員なので盆踊りのお手伝いで早めに行ってました。

夏ちゃんが「お耳が痛い」と言い出して、また中耳炎のようです。土曜なのでいつも行ってる耳鼻科の診察時間が短くて間に合わないので、ドラッグストアで小児用バファリンを買ってきて痛み止め用に飲ませました。本人は盆踊りを楽しみにしているし、お熱は無いようなので、私が浴衣を着せて連れて行きました。

幼稚園の運動場には、昨年と同じようにやぐらが組まれていて、園児たちが踊っています。昨年も思ったけど、園児たちの浴衣で踊る姿を見るのは、嬉しいような寂しいような。どうしても友紀がいたらなぁと思ってしまいます。友紀は小学生なんだからと思い直したりして、思いが交錯します。

夏ちゃんをかもめ組の先生にお願いして、一旦帰宅。今度はお兄ちゃんを連れて、小学校へ。まずは体育館で夏の星座の説明です。近所の別の小学校で星好きの先生が講師に来ていて、夏の大三角形(デネブ、ベガ、アルタイル)とさそり座のアンタレスの写真やスライドに、銀河鉄道の夜のビデオを織り交ぜながら分かりやすい説明でした。この先生、小学校の頃からの星好きだそうで、流星群の時、一晩で125個観て感動した話など、やさしい語り口の中に熱意を感じるお話でした。

その後、校舎の屋上に出て観測会だったのですが、あいにくの曇り空で星が見えません。雲の切れ間にチラッチラッとベガが見えた程度。残念でした。

それにしても、夜空を見上げて星を探すなんてのも久しぶりです。今年のペルセウス座流星群は、8/12頃のようです。今年は月が沈むタイミングがいいようなので、たくさん見えるかもしれません。お空の上のこども達と一緒に観てみようかな。

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2005年08月01日

親族への提供

読売新聞8/1夕刊の医療欄に、厚生労働省研究班の報告が出ていました。親族への骨髄提供を4割の人が「断りにくかった」と答えたそうです。

白血病などを患う親族の治療のために、骨髄や末梢血幹細胞を提供した人への調査結果で、提供を断ることが「十分可能だった」が20%で、「断りにくい」「ほとんど不可能」が38%とのこと。断れない理由は、提供拒否による人間関係の悪化への心配や、患者の命を見捨てる罪悪感と分析されてます。

研究班は、「相談窓口や精神的ケアの充実が急務」と指摘しています。ドナー側にも全身麻酔の危険性やG-CSFの副作用などリスクがあるので、納得できる説明が必要と思います。

骨髄バンクの場合は、ドナーと患者の間に金銭の授受や争いなどが発生しないよう、互いのプライバシーを隠蔽しています。親族との間では、そうもいきません。いっそ金銭で解決の方が楽という辛い思いもあるかもしれません。

先日、別の記事で、着床前診断の是非を問う識者の意見が出ていました。その中に、骨髄移植の必要な自分のこどものために、HLAが一致する受精卵を選別して母体に戻し出産した例が国外で2例あるという報告が出ていました。「命の選別」「命の道具化」と強い批判の主張でした。

「ゆきの笑顔を取り戻すためなら神様にだって逆らってやる」とお母さんが記録に書いています。私もいまだにそう思っています。立場の違いといえばそれまでですが、あまりに議論がステレオタイプに感じます。ケースバイケースの柔らかい対応ができる仕掛け作りを望みます。

投稿者 ゆきの父 : 23:19 | コメント (0) | トラックバック (0)