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2008年03月30日

熊本で邂逅

熊本へ3/29-30で行ってきました。

母方の祖父の50回忌と祖母の25回忌だったのです。50回忌というのもあまり聞きませんが、私が産まれたときはもう他界していたので、会ったことはないのですが、写真でみる祖父は男前でございます。

その当時、祖母と出逢った祖父は、大恋愛の末、ほとんど駆け落ちに近い状態で結婚したようです。家系図をみると、祖母は平家の落人の血筋で、それこそ、どこの馬の骨ともわからん男に嫁がせられるかといったエピソードがあったようです。

母方の兄弟姉妹(私から見れば、おじおば)は、8人で、幼い頃に亡くなったおば1人を除くと、7人とも結婚して子をもうけてます。今回改めて、家系図をおばの旦那さんが作ってくれたのですが、私の従妹にあたるのが、18人。そのこども(つまり、祖母祖父から見ればひ孫)が、34人!今年はあと2人増える予定という、なんとも大所帯の家系です。さすがに全員は集まれませんでしたが、それでも40名が集まって、賑やかでした。

おじが新しいお墓を建ててから、私は初めてお参りすることができました。熊本は従妹の結婚式以来10年ぶりくらい。その時に会ってない親戚とは30年ぶりくらいです。おじやおばからは、「みんな名札つけて歩きんしゃい」と冗談が飛び出すほど。

そもそも、一番上の従妹は還暦で、一番下のおばとは4つくらいしか離れてませんからね。きょうだいみたいなもんです。まぁ、人生いろいろあって、泣き笑いの繰り返しです。自分のオリジンを感じた熊本でした。

従妹達が、友紀野のことについて話しかけてくれて、嬉しくて。みなそれぞれ嫁ぎ先の苦労話や、旦那の仕事が辛そうだとか、夜中まで時間が経つのも忘れて話し込んで、まぁ、翌朝はさすがに二日酔いでバテバテでしたが、充実した再会となりました。

お土産に、熊本ラーメンの有名店の詰め合わせと、
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名物、辛子レンコンをチップスにしたスナックを買って帰りました。
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辛子レンコンチップスは、予想外に美味しくて、もっとたくさん買ってくればよかったです。通販でも買えるみたい。オススメです。

投稿者 ゆきの父 : 23:21 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年03月22日

伊豆旅行(3日目)

伊豆旅行の最終日です。快晴。風も穏やかで、絶好の散策日和になりました。

宿をチェックアウトして、伊豆急で城ケ崎海岸駅へ。ログハウス風のかわいい駅からはタクシーで海岸へ移動。ピクニカルコースと呼ばれている、散策道が続いています。

灯台へ登ると、見渡す限りの海。遠くには大島も薄っすらと見えてます。国立公園に指定されているリアス式海岸の絶景が見事に見渡せます。

散策道をいくと、"門脇の吊り橋"があります。風の強い日は足がすくむほどスリルがあるそうです。今日は穏やかな風で、歩いている人たちもみなのんびりと過ごしています。
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吊り橋の上から波に見入る夏ちゃんです。吊り橋の高さが相当あるので、波を見ていると飲み込まれそうな感覚になります。
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吊り橋を渡ったところからの海岸線です。まるで2時間ドラマのラストシーンに出てきそうな絶景です。
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海岸から城ケ崎海岸駅までタクシーで戻って、次は、こども達が行きたいといっていた、"怪しい少年少女博物館"へ。伊豆高原にはたくさんの美術館や博物館がありますが、その中でも異色のチョイスです。

行ってみると、これはオーナーが趣味で集めたであろうなぁと思われる、マニアックなモノモノがずらりと展示されてます。昭和初期からの芸能、おもちゃから、文芸、アングラものまで、何でもありという趣き。どちらかというと大人向きです。こども達は面白がってましたが、今度は劇団の連中を連れてきたいなと思いました。

野暮な解説はせず、いくつかの写真を載せます。たくさん撮ったのですが、あまりにマニアックなので、代表的なものを選んでみました。
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お昼は、"旬彩伊酒利屋"というイタリア料理店へ。怪しい少年少女博物館から歩いたのですが、ずっと坂道で少々バテました。伊豆高原を甘く見てたかな。お料理は、パスタもサラダ類も紅茶も、厳選材料使ってる感じで、おしゃれなインテリアと食器で、伊豆高原にきたぜ、というセレブな気持ちにひたれます。もちろん美味しくて満足でした。

次にタクシーで、"池田20世紀美術館"へ移動。ここは、お兄ちゃんが生まれる前に、お母さんと来たところ。その時初めて、ピカソのピエロの絵を見て、安堵感というかホッとしたのを覚えています。こども達に是非見せたかったので、今回も訪れることにしたのです。

今日はコンクールと表彰会が行われていて、常設展示は半分くらいだったのですが、それでも、ピカソやダリ、マティスなどの絵は、やはりいいですね。絵画の薀蓄はほとんど知らないのですが、見ていて、その絵の前にいるだけで、惹かれるものがあります。やはりピカソの絵は私にとっては落ち着く感じを受ける絵でした。画集やテレビでは絶対判りませんね。絵は本物を見なきゃだめです。いいものはいいのだ、と当たり前のことを感じた次第です。

池田20世紀美術館からは、バスで一碧湖へ移動。40分ほど湖の周りを散策して、再びバスで伊東へ。バスの揺れが心地よくて、みんなうつらうつらとしながら伊東へ着きました。電車まで1時間ほどあったので、駅前で下田で買えなかった分のお土産を探してぶらぶらと。

帰りは伊東からスーパービュー踊り子号に乗って横浜へ。
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久しぶりに家族旅行に行って、海外とか遠方とかではなかったですが、旨いものあり、絶景あり、目の保養もでき、のんびり温泉につかって、満足満足の旅行となりました。伊豆に行ったのは、お兄ちゃんが2歳の頃以来。当然、ゆきちゃんも夏ちゃんも生まれてない時でした。10年一昔といいますが、思えばいろいろあった年月でした。

投稿者 ゆきの父 : 23:50 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年03月21日

伊豆旅行(2日目)

2日目は、下田を回るプランです。朝ごはんを頂いて、8:30頃出発。伊豆急で伊豆稲取から伊豆急下田まで移動です。

雨は上がったのですが、少し風が残ってます。昨日ほどの強い風ではないのですが、ロープウェイが動くかなぁと心配しながら下田駅から行ってみると、動いておりました。

ロープウェイで寝姿山へ。展望が開けて、下田の町や港が一望できます。ペリー艦隊の黒船を4分の1で再現したサスケハナ遊覧船が、丁度、犬走島を回りこんで進んでいるところが見えます。
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黒船見張所から見ても、ここに大きな黒い船が何隻も入ってきたんですから、当時大騒ぎになったのが想像できます。

寝姿山を散策して、縁結びの"愛染明王堂"と、日本初の商業写真家の"下岡蓮杖写真記念館"を見学。カメラの歴史を感じます。

寝姿山からロープウェイで下りて、お昼は、"いし塚"というお蕎麦屋さんへ。石臼でひいた蕎麦が香り高く美味しいと評判のお店。風が吹いていて体が冷えたので、みんな温かい方を注文。うむ、これも美味しい。しっかりした腰のお蕎麦で風味がよかった。冷たいざるならもっと歯応えあっていいだろうなぁと期待感を持ちました。

午後は、下田の歴史をたずねる散策コース。稲田寺で唐人お吉の恋人、鶴松のお墓をみて、宝福寺で唐人お吉記念館を見学。たくさんの小説や芝居、歌の題材にもなった、お吉の悲劇ともいえる人生が強く印象に残ります。

ガイドブックなどには「17歳でハリスに仕えさせられ」と書かれていますが、記念館の資料をじっくり読むと、日米和親交渉を有利に進めるために、ハリスを骨抜きにする愛人として送り込まれたというのが実態のようです。「鶴さんも死んだ、ハリスも死んだ、酒だ酒だ」という一節や、自殺という人生を振り返ると、何か強いものを感じざるを得ません。

お吉記念館の後は、下田開国記念館へ。学校で習ったことは、黒船来航くらいしか覚えてないのですが、展示されている当時の絵や食器や書物を見ていると、本当にその時生きていた人々がいるのだ、という当たり前のことを生々しく感じられます。やはり教科書で読んだだけでは分からないことばかりですね。

ペリーロードを散策しながら、下田海中水族館へ向かいました。
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この水族館はお兄ちゃんが2歳の頃に来たところ。まぁ、本人はまったく覚えておりませんが。15:00ちょっと前に着いて、イルカのショーやアザラシのガイド給餌を見学。ガイド給餌は、アザラシの特徴を説明してくれながら餌を与えてました。質問にも答えてくれます。
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ドクターフィッシュの体験水槽があったので、お兄ちゃんと夏ちゃんが挑戦しました。写真は夏ちゃんの手です。
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ドクターフィッシュは、人間の皮膚の角質を食べる魚です。手をよく洗って、水槽でじっとしていると、ドクターフィッシュが寄ってきて、ついばんでいきます。夏ちゃんもお兄ちゃんも、「くすぐったーい」と大はしゃぎでした。痛くはないそうです。

夕方、下田駅前の民芸品も置いてるお店でお土産を探して、伊豆急で稲取に戻りました。

投稿者 ゆきの父 : 23:22 | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年03月20日

伊豆旅行(1日目)

春分の日からの飛び石連休を利用して、伊豆へ行ってきました。伊豆はお兄ちゃんが2歳くらいの夏に、劇団メンバーの旅行以来ですから12年ぶりといったところ。私がなかなか休暇が取れず、こども達も部活やらなんやらで予定がなかなか合わなかったので、年度末になんとか計画を立てたのでした。

お母さんが「おいしい金目鯛食べたい」というので、伊豆稲取で宿を取って、名古屋の母も誘って2泊3日でゆっくり過ごすプランです。

初日は、伊豆熱川のバナナワニ園と伊豆稲取のつるし雛見学の予定でしたが、あいにくの雨で風も強くて傘をさすのもままならないので、バナナワニ園の温室をゆっくり見学することに。

11時頃、伊豆熱川に着いて、まずはお昼ご飯。"熱川バーベキュー・junjun"という熱川高原ポークを味わえるお店へ直行。お目当てのポーク丼とカルビ丼を注文。う~ん旨い。脂にくさみがなくて甘みがある。

行きは駅からタクシーで行ったのですが、帰りはお店のおかみさんが送ってくれました。風雨が強かったので助かりました。車中聞いてみると、親戚の方が熱川の山で育成法を編み出した豚で、まさにここでしか食べられない美味しさとのこと。普段は脂っこいものを敬遠する母も絶賛の美味しさでございました。オススメです。

おかみさんにバナナワニ園の前で降ろしてもらって、いざ見学。ワニ達は冷たい雨のせいか、みんなジッと動きません。うーむ。とはいえ、こんなに種類があるのかと発見はありました。

日本にも昔はワニの一種がいたようです。化石も発見されてるそう。
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植物園は熱川の温泉を使って温められてます。ほんとにたくさんの植物が育てられてて、ゆっくり見学するとたっぷり3時間は楽しめます。
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きれいな花、大きいのや小さいの、名前が珍しい植物、食虫植物、シダ類、そして、バナナやマンゴーなどの果物類。こんなポケモンみたいな花も。
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植物好きの母やお母さんだけでなく、こども達も興味深々でした。

バナナワニ園の見学した後は、伊豆急で伊豆稲取へ移動。つるし雛の見学やどんつく神社へ散歩の計画はやめて早めに宿へ行って温泉に入ることに。宿は稲取観光ホテルです。夕食は、金目鯛のしゃぶしゃぶコースを頼んでおいたのですが、金目鯛の姿煮もついててラッキー。金目鯛のお刺身、お寿司と、もう金目鯛づくしです。堪能しました。満足満足。

投稿者 ゆきの父 : 23:37 | コメント (0) | トラックバック (0)