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2008年03月21日

伊豆旅行(2日目)

2日目は、下田を回るプランです。朝ごはんを頂いて、8:30頃出発。伊豆急で伊豆稲取から伊豆急下田まで移動です。

雨は上がったのですが、少し風が残ってます。昨日ほどの強い風ではないのですが、ロープウェイが動くかなぁと心配しながら下田駅から行ってみると、動いておりました。

ロープウェイで寝姿山へ。展望が開けて、下田の町や港が一望できます。ペリー艦隊の黒船を4分の1で再現したサスケハナ遊覧船が、丁度、犬走島を回りこんで進んでいるところが見えます。
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黒船見張所から見ても、ここに大きな黒い船が何隻も入ってきたんですから、当時大騒ぎになったのが想像できます。

寝姿山を散策して、縁結びの"愛染明王堂"と、日本初の商業写真家の"下岡蓮杖写真記念館"を見学。カメラの歴史を感じます。

寝姿山からロープウェイで下りて、お昼は、"いし塚"というお蕎麦屋さんへ。石臼でひいた蕎麦が香り高く美味しいと評判のお店。風が吹いていて体が冷えたので、みんな温かい方を注文。うむ、これも美味しい。しっかりした腰のお蕎麦で風味がよかった。冷たいざるならもっと歯応えあっていいだろうなぁと期待感を持ちました。

午後は、下田の歴史をたずねる散策コース。稲田寺で唐人お吉の恋人、鶴松のお墓をみて、宝福寺で唐人お吉記念館を見学。たくさんの小説や芝居、歌の題材にもなった、お吉の悲劇ともいえる人生が強く印象に残ります。

ガイドブックなどには「17歳でハリスに仕えさせられ」と書かれていますが、記念館の資料をじっくり読むと、日米和親交渉を有利に進めるために、ハリスを骨抜きにする愛人として送り込まれたというのが実態のようです。「鶴さんも死んだ、ハリスも死んだ、酒だ酒だ」という一節や、自殺という人生を振り返ると、何か強いものを感じざるを得ません。

お吉記念館の後は、下田開国記念館へ。学校で習ったことは、黒船来航くらいしか覚えてないのですが、展示されている当時の絵や食器や書物を見ていると、本当にその時生きていた人々がいるのだ、という当たり前のことを生々しく感じられます。やはり教科書で読んだだけでは分からないことばかりですね。

ペリーロードを散策しながら、下田海中水族館へ向かいました。
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この水族館はお兄ちゃんが2歳の頃に来たところ。まぁ、本人はまったく覚えておりませんが。15:00ちょっと前に着いて、イルカのショーやアザラシのガイド給餌を見学。ガイド給餌は、アザラシの特徴を説明してくれながら餌を与えてました。質問にも答えてくれます。
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ドクターフィッシュの体験水槽があったので、お兄ちゃんと夏ちゃんが挑戦しました。写真は夏ちゃんの手です。
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ドクターフィッシュは、人間の皮膚の角質を食べる魚です。手をよく洗って、水槽でじっとしていると、ドクターフィッシュが寄ってきて、ついばんでいきます。夏ちゃんもお兄ちゃんも、「くすぐったーい」と大はしゃぎでした。痛くはないそうです。

夕方、下田駅前の民芸品も置いてるお店でお土産を探して、伊豆急で稲取に戻りました。

投稿者 ゆきの父 : 2008年03月21日 23:22

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