友紀野のタンポポ畑 その後の生活

N響ブラス

朝、ふと新聞を見ると、今夜のN響アワーの番組欄に、「吹奏楽ファン必見、アルメニアンダンス」と書かれてました。N響アワーでアルメニアンダンスって一体？と思いつつ、観てみたら、ほんとにN響メンバーが吹奏楽編成でアルメニアンダンス・パートⅠを演奏してました！

いやぁ、久しぶりに血が騒ぎました。吹奏楽の経験ある方なら、一度は演奏したことがあるんじゃないかと思う曲です。A.リードの作品の中でも名曲中の名曲と言っていいと思います。A.リードの曲は、吹奏楽用に作曲されたオリジナル作品で、各楽器パートの特性を活かした曲作りがすてきと思います。聴き応えはもちろん、演奏者にとっても琴線に触れるものがあるところが人気の秘密ではないかな。

それにしても、N響80年の歴史で史上初の吹奏楽編成だそう。これは確かに番組欄の宣伝文句も頷けますな。私もお母さんも学生の頃、コンサートで演奏したことがある曲なので、当時がいろいろ甦ります。お母さんと二人でテレビに釘付けになって観てしまいました。

音色がきれい。縦の線がぴったり。トリルも揃ってる。ここ難しいとこだよなーと思ってるところも軽やかに吹きこなしてて、ついテンポが走ってしまいそうなところも安定した演奏。音楽としての練り上げもしっかりしてて、テンポ運びや音の粒立ちなど大人な雰囲気を感じます。N響の管は上手いと思ってたけど、やっぱさすがです。

今週の金曜にBS2でも放映されるらしいので、吹奏楽経験の方、録画して観てみて！

2006年9月8日(金) 10:00～11:39
NHK BS2　「N響演奏会」― Ｎ響ほっとコンサート ―

投稿者 ゆきの父 : 23:14 | コメント (0) | トラックバック (0)