骨髄移植まで骨髄移植まで
再入院後急性化していましたが、友紀野は比較的元気でした。食欲もあり、機嫌もよかったです。移植までは病院で過ごすことが多くなりました。移植の前に撮った写真をいくつか紹介したいと思います。（この後、退院までは写真を撮る余裕がなく残念ながら記録がないのです。）
ベットの上でお昼のおやつにアイスクリームを食べています。お気に入りのピングーもいます。 夕食に出されたデザートのぶどうを一人でがんばって皮をむいて食べました。 好きだった消防車に乗って遊んでいます。病室と病棟の廊下を行ったり来たりしてよく遊びました。点滴の台を一緒にもっていくのが大変でしたが。 病棟のプレイルームで夕方のおやつを食べています。この頃は食欲もあってよく食べました。 絵本”どんなにきみがすきだかあててごらん”を読んで、「こーんなに」と手を広げて教えてくれました。
骨髄移植の事前説明T先生から移植についての詳しい説明がありました。移植の意義や問題点、前処置の方法、副作用、粘膜障害、合併症などについてA４で１０ページにもなる資料を用意してくださってじっくり説明していただけました。その時の資料が病院からの説明資料（2000.8.15）です。この資料は友紀野のためにかかれたものですが、これから骨髄移植をお受けになる方にもきっと参考になると思いますので、ご覧になってください。以下に目次を紹介します。
移植前の日記この頃から日々の記録をメモに書いていました。当時の記録をそのまま書いておりますので読みにくいところもあるかと思いますがご了解ください。尚、日付は移植日を０とした相対表示にしています。これは骨髄バンクではドナーさんと移植患者が会うことが出来ないことになっているため移植日を特定できないようにするためです。（個人的には是非ドナーさんにお会いしてお礼を述べたいのですが。。。）
日記（Day -11 〜 Day -8） 移植前
骨髄移植では、前処置と呼ばれる処置で自分の悪い骨髄を徹底的に破壊します。そして、そこへドナーさんから頂いた骨髄を移植（輸注）します。
移植当日の日記友紀野のドナー骨髄は空輸されて到着しました。予定より飛行機の到着が遅れたため移植開始時間が夕方からとなりましたが、心配された溶血もほとんど起こらず順調に移植が行われました。
