« 2018年05月 | メイン

2019年01月12日

自らの道を歩むこと

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします

この年末年始は、十数年振りに名古屋の実家へ家族揃って帰省してきました。

友紀野の闘病以来、母がこちら横浜へ年末年始やお盆休みにきておりましたが、
昨年12月に、実家がある県営住宅の建て替えに伴って、母が引っ越しをしましたので、
新家を見に行くと共に、普段不義理をしている親戚への挨拶回りをして参りました。

初詣には熱田神宮へ参り、災いや古いしがらみを断ち切って新しいご縁を頂けるよう、
お祈りをし、「仕事守り」を頂いて参りました。
(熱田さんは、三種の神器のひとつ「草薙ぎの剣」が御神体なのです)

名古屋へ帰省する前に、昨年春から大学に入り寮生活を始めた次女が横浜に帰ってきてくれました。
久しぶりに会ったのですが、夕食の席に座るなり、ポロポロと涙を流します。
聴けば、少し大学での人間関係に疲れていたり、この先の専攻を選ぶことに悩んでいる様子。

本当はその場で抱きしめてやりたい気持ちでしたが、食卓を挟んで話しを聴いてやることが精一杯。
ストレス発散に食パンを一斤むしゃむしゃ食べてるなどと言う次女に、そんなに焦るなよ、
食事はキチンととりなさいよ、と応えながら、出来るだけいつも通りを心掛けておりました。

自ら学びたい究めたいと希望した進路ではあるものの、初めての一人暮らし、新しい人間関係、
漠然とした将来への不安など、複雑に絡んでいるのでしょう。
それに加えて、ゆきの母には話しているようなのですが、夏の頃に告白されて1か月程付き合って
別れたらしく、その別れた彼氏が、すぐ別の彼女を見つけてお付き合い始めているとか。
皆同じ1年生なので、講義で合ったときの挨拶がストレスだとか、云々。

しばらく実家を離れひとり悩んでいたことが、食卓に座った途端にわっと溢れ出て涙になったのでしょう。
心身に不調を来さないよう気をつけつつ、大いに悩んで成長して欲しいなと思います。
皆誰しも悩んで大きくなったのですからね。

「お母さんの手料理が食べたい」としおらしいことを言い、沢山食べておりました。
名古屋では従妹やばあちゃんに会って、横浜戻ってからは、高校時代のバトン部の仲間と集まり、
少しは落ち着いたように見えました。

再び大学の寮へ戻る日、駅まで車で送ったのですが、帰宅してよかったよと嬉しいことを言いつつ、
生活レベルが高すぎて将来こんなに稼げるのか不安とかなんとか申しておりました。
稼ごうという意識は大切ですが、それは手段であって目的ではないはず。
目指している学問を究めて、是非、世の中の困り事解決の一助となれるよう頑張っておくれ。

そして、一年浪人していた長男も、無事にこの4月から希望の大学院に進学できることになりました。
それぞれが自らの道を歩み始めております。頑張ってもらいたい。
私も職場で今年から新しいプロジェクトを立ち上げようとしています。
子供達に負けないよう頑張らねばと気を引き締める次第です。

どうか皆様にとって本年も良き一年となりますように!

投稿者 ゆきの父 : 16:50 | コメント (0) | トラックバック (0)