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2007年02月12日

あわせていただく

この三連休に母とお義母さん、近くの従妹の家族が集まって、ゆきちゃんの七回忌のおつとめをしました。先週末、少し雨が降りましたが、当日は日がさすお天気で滞りなく進めることができました。

いらしたお寺さんは、いつものご住職でなく、副住職の方でした。とてもお若い感じのお坊さんでした。初めてお目にかかったのですが、ご住職にも負けず劣らず浪々と響く気持ちのよいお声でした。40分くらいのお経を、丁寧にあげてくださいました。

法事は、節目節目で故人を偲ぶことなのだと思っていて、とある資料を読んでいたら、「お経であわせていただく」という表現が目にとまりました。縁のある者が集まって、故人を偲ぶということを言い表しているのかなと思います。とても印象深い表現だなと感じています。

自分ではあまり意識してなかったのですが、途中から流れるがまま、とめどなく涙を流していたようです。お経を聞きながら、いろんなことが思い起こされて、ゆきちゃんの声が聞こえるような気がしたんです。まさに、あわせていただいたのかもしれません。

久しぶりに母とお義母さんが集まったこともあり、翌日は中華街でお食事に出かけました。実は、もうひとつ目的があって、お兄ちゃんが私立の中高一貫校に合格したので、その学校を両おばあちゃんに見せるというので、出かけたのでした。神奈川は山がちですが、お兄ちゃんが通うその学校も山の上。駅から歩いておばあちゃん達は少々疲れた様子でしたが、その分、中華街のお食事も美味しかったようです。

ちなみに、今回のお食事は、上海豫園小龍包館というところ。ここの小龍包はホント美味しいのです。お兄ちゃんも夏ちゃんも大満足のようでした。

今でも時々中国に出張に行きますが、触りだけでも異国の文化を学べるのも、これまた縁なのでしょうね。お経を聞いて、あわせていただく、という教えに共感し、思い出しては素直に泣き、今があることに感謝し、これからもゆっくり歩いていくのです。ひとつまた節目を感じて、少し落ち着いた気がします。

投稿者 ゆきの父 : 2007年02月12日 23:16

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