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2005年10月16日

ラインホルト・ニーバー

会社の幹部リレーメッセージを読んでいたら、ラインホルト・ニーバーの祈りが紹介されていました。

いろいろなところで紹介されているので、ご存知の方もいると思いますが、ラインホルト・ニーバーはアメリカの神学者で次のような祈りの言葉を残しています。

「神よ、変えられないものを受け入れる心の静けさをお与え下さい。
変えられるものを変える勇気をお与え下さい。
その両者を見分ける心をお与え下さい」

幹部メッセージは、事業改革に取り組む姿勢として、自らの内なる「壁」を反省し、自らを叱咤激励する言葉として心に刻んでいると紹介していました。社内報なので、仕事に取り組む座右の銘としての話でしたが、この祈りは、もっと広く日常にしみこむ言葉だと感じます。

神学的な言葉を借りれば、「私たちは不条理な中に生きています」と言われます。その理由は神のみぞ知るということで、「なぜ、こんなことが自分に起きるのか、その訳を知る由もない」と言われます。だからこそ、さまざま遭遇する「壁」「問題」「重荷」などを、どう受け止めていくのか、どう向き合っていくのか、その選択権は自分自身にあるのだよと言われているように感じます。

と、ここまで書いて、それって苦しいよなぁと思ってしまいました。そんなに自分は強くないよ、と思ってしまうのです。心にぽっかり穴が開いてるとき、とにかく逃げたいとき、虚無感、無力感、そんな状態のときって、心を奮い立たせるエネルギーがもうすでに枯渇してると思うのです。

むしろ、ひたすら「共感」してもらえることの方が大切で、その過程を経ると、その先に心のエネルギーを蓄えていく過程へスムーズにつながると思うのです。こういう「共感」って、傷の舐めあいだと言われることもありますが、それは経験したことがない人の理論だよなぁと思ってしまいます。

ラインホルト・ニーバーの祈りは、心を落ち着かせ前向きにさせる祈りだと思います。再び頑張ろうという気になります。でも、共感を得られないほど孤独なことはありません。そんなことを思った私は、それこそまだまだ受け止め方が狭いのかもしれません。

投稿者 ゆきの父 : 2005年10月16日 22:47

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