2009年05月01日
ルーブル美術館展
このゴールデンウィークは何とかお休みを取ることができました。もちろん、休めるように仕事はこなしてきましたが、40人規模のプロジェクトを抱えていると、いろいろデッコミヒッコミあるものなので。
今日は平日ですので、こども達は学校です。こんな機会は少ないので、お母さんとデートです。東京上野の国立西洋美術館で開催中の『ルーブル美術館展』に行ってきました。
見ごたえ十分で、どの作品も惹きつける魅力がありました。午前中だったのですが、見終わってから、えっもうこんなに時間経ってるの?という感覚です。今回初来日のフェルメールの『レースを編む女』が大々的に取り上げられていますが、そのほかの作品もすばらしい。
お兄ちゃんの学校で父親のための聖書研究会(ヨゼフ会)で勉強したおかげで、宗教画が少し見れるようになったのが個人的には嬉しかったですね。展示の最後に出てくる、グェルチーノ『ペテロの涙』は聖書の一節ですし、大工ヨセフのイエスを見つめる目と手元で作っている大工仕事が実は十字架を暗示しているなどもわかります。四人の使徒や、青と赤の色に込められた意味とか、ちょっとした手掛かりを持っていることで、その絵があらわす世界がグッと迫ってきます。
いつかは欧州を旅行したいね、その時は、宗教か美術史に詳しい方と一緒に行きたいなぁ、と昔からお母さんと話してましたが、ほんの少し、勉強するだけでこんなに違って見えるんだという嬉しさが手ごたえを感じさせてくれました。
お兄ちゃんがカトリック系の学校に入ったおかげで、見聞を広めることができたのは、これも何かの縁だと感謝です。
投稿者 ゆきの父 : 2009年05月01日 22:20
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