2004年01月25日
人工血液
今朝の読売新聞に「人工血液」の開発という記事が出ていました。(記事はこちら)
アルブミンという血漿成分に、酸素を運ぶヘモグロビンのヘム鉄を含ませて、赤血球の代役をさせることに成功したそうです。血液型不一致の問題もなく、大量生産と長期保存が可能な技術とのこと。2年後くらいに実用化の目途が立っているようです。
本当に安全ならよいのですが、ちょっと心配な気もします。でも、献血に頼っている現状を補間できるのなら、とても良いことだなと思いました。輸血による感染症の問題もなくなるかもしれません。
アルブミンは、友紀ちゃんも浮腫のコントロールに使っていました。体液の浸透圧を調整する働きがあるとのこと。アルブミンを点滴で入れてから利尿剤を使うと、浮腫みが減る効果がありました。その時、先生からは、アルブミンなどの血漿製剤はほとんど輸入に頼っていると聞いていたのですが、先の記事によれば、アルブミンも遺伝子組み換えで生成できる技術が臨床試験を通っているようです。
何よりも安全が最優先と思いますが、新しい技術が開発されることは良いことだと思います。(父)
投稿者 ゆきの父 : 2004年01月25日 00:00
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