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2003年11月24日

見立て遊び

朝寝坊、というか昼頃起きだして降りていくと、食卓でお兄ちゃんが英語の宿題をやっていました。お母さんに怒られながらやっています。当のお兄ちゃんは、きゃーきゃー騒ぎながら全く落ち着きのない奴です。ちゃんと頭に入っているのでしょうかね?

夏ちゃんの方はというと、画用紙をはさみでチョキチョキして何やら黙々と作っています。そういえば、昨日も「鳥さんだよー」と言って見せてくれました。それらしい形に三角のくちばしをセロテープで貼り付けてました。トサカは赤く塗ってあります。羽も切ったのを貼り付けて、丸めた棒を「足だよ」と言って付けてました。今日は何作ってるのかな。

しばらくして、夏ちゃんが「おてがみいれるのだよー」と見せてくれたのは大きな封筒でした。画用紙の端をセロテープで張り合わせた封筒です。「ここにおてがみ入れるんだよ。」と手紙も見せてくれました。「それから、これが切手だよ。」とひし形に切った切手を見せてくれました。封筒とか切手とか覚えたのね。

お手紙には「おかあさん、げんきですか」と書いてありました。「お」の点の位置が違うとか、「゛」が「゜」になってるとか、まぁ、まだまだ習得が必要ですが、一生懸命書いたというのは伝わります。

「ここが、ポストだよ。」と椅子の背もたれの隙間から“投函”して、「お母さん、とってー」と見立て遊びをしています。見立て遊びって、こどもなりの観察と想像の世界だなと思います。

お兄ちゃんはというと、宿題が終わると早速ゲームに夢中です。楽しいのは分かりますが、所詮は作られた世界の中です。そういうことを理解する力を養っていって欲しい。

見立て遊びのためには、対象の特徴、本質を自分なりに咀嚼する必要があるように思います。とはいえ、本質というのも絶対的なものがあるわけでないので、結局、いろいろな価値観を認めるとか、相手の気持ちが分かるか、といったことを大切にして欲しいと思っています。(父)

投稿者 ゆきの父 : 2003年11月24日 00:00

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