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2003年01月11日
母の忠告
私の母が日曜に還暦になる。何かプレゼントをと思って何が欲しいか電話してみたが、「欲しいものは特にないねぇ」と言う。「それよりお前は元気になったのか」と聞き返された。「気持ちは分かるけど、いつまでも思ってたって友紀野が悲しむだけ。このままじゃ現実に取り残されてしまうよ、どこかで断ち切らないと」と電話口で言われた。
今年の年賀状に一言づつ友紀野への募る思いを書いてしまったのだが、それを読んだ親戚中から母のところに心配して連絡があったようだ。「あいつはまだ元気じゃないのか」と。
心配して気にかけてくれる親戚にも母にもありがたく思っているし、「現実から取り残されるよ」という指摘も正しいと思う。母だからこその忠告だと思う。でも、ちょっと正直きつかった。残された家族の生活を維持していくことは現実だ。仕事も現実。いずれ母の介護も現実になるだろう。分かっているけど、友紀への想いはなくならないんだ。今日はいつになく寂しさが募る。(父)
投稿者 ゆきの父 : 2003年01月11日 00:00
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