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2003年01月07日

救急車

会社から寮への帰り道、ビール買って帰ろうとスーパーのいなげやに行く途中、前から歩いてきた人が突然倒れこんだ。何事かとかけよってみると70歳くらいの女性が仰向けに倒れていた。

「どうされました?大丈夫ですか?」と声をかけると「大丈夫、今日は調子が悪くて、2度目です・・・」と答えてくれた。よかった意識はあった。でも起きられないようだった。2度も倒れたのか。無理に動かしてもいけないと思い話しかけていたら、通りかかった子供を抱っこしたお母さんが「救急車よびましょうか?」と言ってくれたが、倒れているおばあちゃんは「大丈夫、大丈夫」と繰り返して呼ばなくていいと言う。

でもそのままほっておくわけにもいかないので、自宅の電話番号を聞き出して家族の人に迎えに来てもらうよう電話した。歩けないようなので車でとお願いしたのだが、10分くらいしてご主人らしき人が歩いてやってきた。状況を見てもご主人は「俺のほうが救急車呼んで欲しいくらいなんだから」とおっしゃる。「おい、しっかりしろ」と言って無理に起こそうとするので、子供づれのお母さんが止めに入った。

そうこうするうちに、通りがかりの人が集まってきて、救急車を呼んだほうがいいということになり、現場のご近所という男の人が携帯から119してくれた。こういうとき救急に場所を伝えるのが難しい。電柱に張ってある住所表示を伝えてもらい「いなげやの通りです」と言ってもらう。意識はあるかとか、名前とか年齢とか、既往症やかかりつけのお医者さんの有無とかを聞かれていたのでおばあちゃんから聞き出した。

ご主人は「家の戸締りしてくる」と言って帰ってしまったので、救急車が来るまで集まった人たちで声をかけて待っていた。近所の人が毛布を持ってきてくれておばあちゃんにかけてくれた。

幸い5分くらいで救急車はきてくれた。救急隊員の人たちは「倒れちゃったの?どこか打ってませんか?痛いところはないですか?」と手際よく対応してくれた。ストレッチャーに乗せて救急車に運び込んでくれた。「通報者はどなたですか?連絡先を教えてください。」と言われたので、119してくれた男の人が自分の住所、氏名、電話番号を教えていた。

救急車が出発する間際にさっきのご主人が戻ってきたので、救急車を止めて一緒に乗っていってもらうようにした。集まった人たちで救急車を見送った。

意識があって受け答えもできていたので、それ程緊急な容体ではなさそうだったけれど心配です。何事もなければいいのですが。(父)

投稿者 ゆきの父 : 2003年01月07日 00:00

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