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2002年12月26日

ポッキーの持つところ

なっちゃんはいちご味のムースポッキーが好きだ。でもチョコのついてない所は食べない。
一本、その‘持つところ’が少し折れているのがあった。「これねえ、赤ちゃんだよ」というところから遊びが始まった。「これはお兄ちゃん」「これはお父さん」なっちゃんは一本食べるごとに製造される‘持つところ’の長さを見て、家族に例え始めた。「これはゆきちゃん」お!ゆきちゃんだ!母は嬉しかった。ところが。
「これはゆきちゃんのお父さん」・・・へ? あらあら?
「なっちゃん、ゆきちゃんのお父さんはなっちゃんのお父さんと同じだよ。」私が言うと、なっちゃんは「あれ、なんか間違ったかな」という感じの、照れ笑いのようなよく解んないような、複雑な表情。
「ゆきちゃんのお父さんとお母さんは、なっちゃんのお父さんとお母さんだよ。ゆきちゃんは、なっちゃんのお姉ちゃんだよ。」と念をおすと、なつはやっぱり同じような表情でしばらく考えている様子。
なっちゃん、解ってくれたかな。解ってたけど、間違っちゃったのかな。

こういう、人の相対関係って、子供が理解するの難しいよね。お兄ちゃんも、「いとこ」をちゃんと理解したのって、たぶん幼稚園の年長さんぐらいだよな。「兄弟」も、毎日一緒に生活してて、おんなじ人をお父さん・お母さんと呼んでれば、自然と認識するだろうけど・・・。

そういえば、昨日お兄ちゃんが外へ遊びに出ていない時、なっちゃんがふいに「ゆきちゃんもなっちゃんのお家に入ればいいのに」と淋しそうな顔で何度も言った。これには、不覚にもなっちゃんの前で泣いてしまった。このときもなんで「お家に入ればいいのに」という表現になったのかは謎だった。言葉の拙さからそうなったのか、それともなつは敢えてこの言葉を選んだのか。

真意は計り知れないが、なっちゃんがゆきちゃんを大事な人だと思っていることは、間違いなさそうだ。(母)

投稿者 ゆきの父 : 2002年12月26日 00:00

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