2002年12月24日
看護婦さんからメール2
昨日の夜、メールを開いたら友紀野がお世話になった病棟の看護婦さんからメールが届いていた。先日メールを頂いた方とはまた別の看護婦さんからだった。友紀野のHPをご覧頂いたようで、闘病していた頃を思い出して下さったようです。気持ちを共有してくださる方からのメッセージは本当に嬉しいことです。
友紀野がお世話になった病院では、入院患者一人一人に担当の看護婦さんがつきます。日々の看護は3交代のローテーションなので、日勤・準夜・夜勤とで受け持ちの看護婦さんは変わりますが、何かと相談に乗ってもらうなどのメインの看護婦さんということで担当の方がいます。
メールを下さった看護婦さんは、最近、担当だった患者さんが亡くなったそうです。ターミナルということが分かって、自宅に帰って亡くなられたそうです。看護婦さんとして、そのご両親にどう接すればよいか思い悩んでいるご様子でした。
文面によれば、多くの病院で患者さんが亡くなったことが知らされない現状があること、遺族が闘病中の家族や遺族同士でコミュニケーションをとろうとしても機会がないことなどを、どうしていけばよいか考えていらっしゃるとのことでした。
うちの場合はこうしてHPを作ったおかげで出会いが広がって、たくさんの方たちに友紀野のことを知ってもらって、メールや掲示板でメッセージを頂いてお互いに支え合っていくことができるようになりましたが、そういった出会いがないままでいる天使家族の方たちってたくさんいらっしゃるのだと思います。
病院でそういうサポートまでできるのか、すべきか、役割が違うのか、遺族が中心になって活動を起こすべきかなど、考えはまとまりません。看護婦さんへのお返事を書きながら、イブの夜を過ごしています。お空の子供たちにも喜んでもらえるような活動につながるといいなと思いながら。(父)
投稿者 ゆきの父 : 2002年12月24日 00:00
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