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2003年06月21日

同胞の心のケア

読売新聞の6/21夕刊に「難病児の兄弟にも心のケア」という記事が載りました。

難病児と家族を支援するNPO法人「キッズエナジー(http://www.kids-energy.org/)」が病気や障害を持つ子の兄弟姉妹について聞き取り調査した結果を「ぼくたちきょうだい児」という本にまとめたという紹介記事です。

両親が看病にかかりきりで、寂しさから暴力的になったり赤ちゃん返りしたりするなど、兄弟姉妹の精神面の問題が浮き彫りになっているとのこと。

うちもお兄ちゃんと夏ちゃんには随分と我慢してもらうことがありました。努めてバランスよく接したつもりですが、友紀のことがどうしても優先になってしまうので、限界があったと思います。

今のお兄ちゃんと夏ちゃんにそのことがどれ程影響しているか、正直言って分かりません。しかも、結果として治癒という形で酬いることができなかったので、よけいに心配です。夏ちゃんは頻繁に言いますが、お兄ちゃんも「友紀ちゃん、帰ってくればいいね」と言うことがあります。

患児の同胞のケアは、大切な問題だと感じています。どういう支援が望ましいか議論し、活動に広がることを期待しています。私も微力ながら協力できればと思っています。(父)

投稿者 ゆきの父 : 2003年06月21日 00:00

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