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2003年06月04日

小児ホスピス

小児の患者さんのターミナルに取り組む「小児ホスピス」という施設があるそうです。

ホスピス(緩和ケア病棟)は、余命が長くない患者さんのケアを行うもので、主に痛みの軽減などを中心に治療を目的としない手当てをしてくれる施設です。

小児を受け入れてくれるホスピスは、ほとんどないそうですが、積極的な治療を行わないという方針が、患児の親に受け入れがたいものだからと言われているとのこと。米国でも事情は同じのようです。

痛みの軽減など治癒を目的としないケアに加え、親や患児が望む限り治療を続ける、というユニークな小児ホスピスが小児癌領域で注目を集めているそうです。
記事:「生きることをあきらめない」小児ホスピスが話題に

最後まで積極的な治療を続けるか、苦痛を和らげることを中心とするか、その場で決められるものではないので、こういうどちらにも対応してくれる取り組みはありがたいことだなと思いました。

友紀野の場合、呼吸状態がどんどん悪くなってしまい、挿管して呼吸器に繋がれていたので在宅でのターミナル・ケアは出来ませんでした。先生からの提案で、入室管理の厳しいICUから一般病棟へ戻れたのがせめてもの救いだったと思います。上記の記事を読んで、ホスピスの重要性を改めて考えさせられました。(父)

投稿者 ゆきの父 : 2003年06月04日 00:00

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